『アンテラが教える魔術の基礎4「悪魔と天使に関する誤解と真相」』
「ACワールドで販売しているアイテムは、どれも白魔術に基づく安全なものなのか?それとも黒魔術も混ざっているのか?」
「魔術って、悪魔や悪霊を呼び出して願いを叶えてもらう術でしょ?使うのが怖いんだけど…」
私共のもとには時折、こうした誤解に基づくお問い合わせやご意見が寄せられることがございます。
そこで初めに明確にさせていただきたいのは、当ACワールド輸入では、世に言われる黒魔術が関わったアクセサリーやグッズ類は一切取り扱っていないという事実です。
一部のお客さまやご購入予定の方がご不安を感じておられるように、そもそも黒魔術というのは呪詛の一形態であり、例えそれによって願いが叶ったとしても必ずしっぺ返しの現象が生じます。
「人を呪えば穴2つ」のことわざ通り、最後には我が身を滅ぼすことになりますし、「悪魔と契約すれば代償として魂を奪われる」というキリスト教の迷信もその辺りの事情を婉曲に語ったものです。
ただそこで言われる悪魔の正体は、じつは人間を初めとする生命意識が堕する悪霊的存在のことであり、とくにキリスト教に代表される一神教的世界観おいては、この悪霊と悪魔とを故意に混同させている節もあるのです。
黒魔術と悪魔、その言葉の意味について
悪魔の原義をたどると面白いことがわかります。
英語圏におけるその代表的呼称であるDEVILは、ギリシャ語のDIABOLOS(ディアボロス)に由来した語でその意味は「中傷・告発する者」。また、もう1つの言い方であるDEMONも同じくギリシャ語のDAIMON(ダイモーン)が転訛したもので、こちらの意味は「神霊」あるいは「精霊」となり、その語自体に善悪の含みはありません。それどころか、古代インドを中心としたアーリア文化圏においては同じ存在がDEVA(ディーバ)と呼ばれ、字義通りに神そのものとして崇められてきました。
このことは何を意味するのでしょうか。結論から先に申し上げましょう。中東世界に発祥した一神教文化の唱える悪魔(堕天使)の姿は後付けのフィクションに過ぎません。悪魔と呼ばれる者の正体は、一神教がその勢力範囲を拡大していく過程で排除されてきた各地方の土着神であり、人間的な狭いスケールでの善悪とは元から無縁の者たちです。ですから控えめに言っても魔神、あるいは鬼神。もっと正当に表現するならば至高神に準ずる高度な神霊の範疇(はんちゅう)に属する超越的存在者であり、地獄に蠢く低劣な悪霊の類いとはその性質も霊としての位階も全く異なります。
例えば、有名な悪魔召喚の書・レメゲトンに登場する地獄の公爵アスタロットが、元々はイナンナ、イシュタル、アナヒータなどの名で呼ばれた豊穣と戦いの女神であったことなども、今日では良く知られている話です。
ダイモーンと呼ばれる存在
我らがアンテラ・サチェロも、彼らをその原義に従ってダイモーンと呼ぶ理由はここにあります。
「天使とは至高神が天地を創造するに当たって生み出した、特定の職能を有する聖霊の別名である。これに対してダイモーンは宇宙世界の創生後に生じたごく初期の神格であり、両者は本来、対立する概念ではない」とのこと。さらに「白魔術の範囲内で正しく召喚し、真摯(しんし)に助けを求める限りにおいて、彼らダイモーンたちは終始、善霊としての振る舞いに徹する。人類史の曙よりその願いを聞き届け続けてきた実績がある分、とくに物質面での豊かさを成就させるパワーには目をみはるものがある」と断言しています。
従って、恐れることは何もありません。目的に応じた魔術アイテムを心置きなくお選びになり、それに祈りを込めてください。聖霊も天使も、そして悪魔の汚名をそそがれたダイモーンたちも皆、等しく神助を授けます。どうか、いち早くそのパワーを受け止めてください。
